三菱地所グループの
Sustainable Development Goals 2030
三菱地所グループは、長期経営計画2030において、「社会価値向上戦略」と「株主価値向上戦略」を両輪に据えた経営目標を掲げ、サステナブルな社会の実現に向け、事業活動を通じて時代が抱える社会課題の解決に取り組んでいくことを明確にしています。
そのスタートは2018年、全社横断のワーキングを組成し、当社グループを取り巻く環境変化を見据えて7つのマテリアリティを特定したことに始まり、これを元に特に当社グループが注力するべき社会課題として4つの重要テーマを定めたものが「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」です。
同時に、私たちはまちづくりに不可欠な長期目線の視座より、サステナブルな社会の実現に向けて当社グループのあるべき姿を示すスローガンとして、「三菱地所グループのサステナビリティビジョン2050」を制定しています。「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」は、その実現に向けた具体的なテーマとアクションを定めたマイルストーンと位置付けています。
当社グループは社会課題解決への真摯な取り組みを通じ、当社グループの持続的成長と真に価値ある社会の実現を目指します。
三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030
4つの重要テーマ
気候変動や環境課題に積極的に取り組む
持続可能なまちづくり
目標とKPI
CO2排出量削減目標(2022年3月改定)
「SBTi」よりSBTネットゼロ認定取得(2022年6月)

2019年度総排出量に対して、
- 2030年度までに、Scope1+2を70%以上、Scope3を50%以上削減
- 2050年までに「ネットゼロ」達成(Scope1,2,3いずれも90%以上削減。残余排出量は中和化※)
- 2050年段階で三菱地所グループのバリューチェーン内で削減できない排出量を「残余排出量」といい、バリューチェーンの外で森林由来吸収や炭素除去技術等を活用して「中和(Neutralization)」することで、ネットゼロとするのがSBT基準に基づく考え方。
再生可能電力比率目標(2022年3月改定)
「RE100」加盟済

- 2025年度までにグループ全体で100%達成を目指す。
食品・プラスチックを中心とした廃棄物リサイクルと排出量削減を推進
廃棄物再利用率
2030年目標
90%
廃棄物排出量
2030年目標
20%削減
(2019年度比・m²あたり)
- 持続可能な木材利用の推進
暮らし方の変化と人材の変化に対応し
あらゆる方々が活躍できるまちづくり
目標
- ホスピタリティの強化とストレスフリーシティの実現
- さまざまな人々のライフスタイルや地域的慣習、宗教、性的指向(Sexual Orientation)に向き合う
- 持続可能性に配慮した調達コードにある木材と同等の木材を使用し、事業に使用する木材のトレーサビリティを確保
新たな世界を生み出し続ける
革新的なまちづくり
目標
- ビジネスモデルを革新しパフォーマンスを最大化
- まちづくりの視点から新たな発想やビジネスの創出をサポートし、都市・産業の成長に貢献する
安全安心に配慮し災害に対応する
強靭でしなやかなまちづくり