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Mitsubishi Estate Group 2030 Goals for SDGs 三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030

多様な方の活躍を支援する取り組み

The Green at Florham Parkにおける 発達障害のある方が安心して生活できる環境の提供

 
重要テーマ2:Diversity & Inclusion

多様な方の活躍を支援する取り組み

The Green at Florham Parkにおける
発達障害のある方が安心して生活できる環境の提供

The Green at Florham Park 外観

ロックフェラーグループインターナショナル社(以下、RGII)は、三菱地所グループの米国事業における中核会社で、不動産開発・保有事業、投資マネジメント事業を中心に、当社グループのグローバル化の一翼を担っています。RGIIは、共同事業者とともにニュージャージー州フローハムパーク市にてオフィス、住宅、ホテルの複合型開発プロジェクト「The Green at Florham Park」に取り組んでいます。

2020年10月、本プロジェクトにおいて、地域コミュニティへの支援を目的として、発達障害のある方の雇用機会や余暇活動を支援するための住宅62戸を開発しました。これまでこのエリアには発達障害のある方が安心していきいきと生活できるコミュニティが不足していましたが、このプロジェクトを通じて生活の場・空間を提供することで、支援住宅の方々にコミュニティの一員として新しい住環境を楽しんでいただいています。

当社グループが掲げる「まちづくりを通じて真に価値ある社会に貢献する」という理念を体現した取り組みであり、フローハムパーク市長からも高い評価をいただきました。

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ウェルビーイングに関する取り組み

丸の内で働く女性の声から生まれた「まるのうち保健室」は、女性特有の心身に影響を与えるPMS、妊娠・出産、更年期をはじめとする課題に寄り添い、女性自身はもちろん、職場での理解を広める為のヘルスリテラシーの向上や、健康サポートを行う活動です。
この活動を通して働く女性たちが変化するライフステージにおいて選択肢を広げることが出来るよう、女性が働きやすい環境の実現や文化醸成づくりに向け、三菱地所(株)だけでなく、賛同いただく企業と共に取り組むことで、ウェルビーイングな街づくりを推進しています。

まるのうち保健室
大規模体験型ウェルネスイベントの様子@丸ビル1階マルキューブ

大規模体験型ウェルネスイベントの様子@丸ビル1階マルキューブ

取り組みの事例① 街としてヘルスリテラシー向上をサポート
「オンラインまるのうち保健室」では、女性特有のヘルスケア等の知識を男女共に学び相互理解を促すためのオンラインセミナーや、相談・カウンセリング窓口を設置し、企業経由並びに一般来街者に向けて広く健康サポートを推進しています。

取り組みの事例② 企業が抱える働く女性の健康課題の可視化
現代女性の健康課題解決など女性医療コンサルティングを展開する(株)ファムメディコと三菱地所との共催により、丸の内エリアの企業を中心とした14社が、女性従業員を取り巻く健康や就業環境などをデータにより可視化した施策が「働く女性 健康スコア」です。
当社とファムメディコは、本スコアを活用して企業が抱える女性の課題を見える化し、ソリューションの提案を行う「働く女性 健康スコア 課題抽出サービス」を広く推進していく予定です。

  • 神奈川県立保健福祉大学の協力のもと、疫学調査をベースとした調査項目を開発し、参画企業14社の人事部を介して約3,400名の女性が回答

まるのうち保健室新しいウィンドウが開きます

「大丸有のD&Iをかんがえるカイギ」でD&Iに関する調査を実施

三菱地所(株)が参画する「大丸有SDGs ACT5」実行委員会では、大丸有エリアの「心のバリアフリーが溢れる街づくりの実現」を目指し、2021年度のD&I推進状況に関するアンケートを実施しました。調査結果では、大丸有エリアで働く個人の約半数は職場が多様な価値観を受け入れていると考えている一方で、企業担当者は自社の取り組みへの評価が低く、課題意識が伺えました。また、両者ともに「当事者の声を聞く機会が必要」と感じていることが明らかになりました。
2022年11月11日には、この調査結果を解説する「大丸有のD&Iをかんがえるカイギ」を開催。先進的企業の取り組み事例紹介や、多様なゲストを迎えた意見交流を併せて実施しました。「大丸有SDGs ACT5」は、誰もが違いを受け入れ、働きやすい街の実現を目指したアクションを、より一層展開していきます。

大丸有SDGS ACT5については以下をご覧ください。

三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030 >重要テーマ3:Innovation 協働・連携によるイノベーション創出>「大丸有SDGs ACT5」の展開

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株式会社ディ・エフ・エフ

★障がい者雇用の支援・情報発信施設 「インクル MARUNOUCHI」

障がい者雇用の支援・情報発信施設
「インクル MARUNOUCHI」

「インクル MARUNOUCHI」の明るいエントランス

東京・丸の内エリアには約4,300の企業があり、それぞれが社員のダイバーシティやワークライフバランスを支援するとともに、心身に障がいのある人が働きやすい職場環境の整備を進めています。

三菱地所グループにおいても、丸の内エリア全体で障がいの有無に関係なく、誰もが働きやすい地域を目指したまちづくりを進めています。その取り組みの一環として、障がい者雇用支援コンサルティングを行う(株)スタートラインと協働し、2018年10月より、障がい者雇用の支援・情報発信施設「インクル MARUNOUCHI」を新国際ビル5階で運営しています。

「インクル MARUNOUCHI」は、丸の内エリアの利便性やコミュニティを活かして、障がい者雇用に関する情報発信や、サポートスタッフ常駐のサテライトオフィスの提供、コンサルティングサービスなど、さまざまな支援サービスを各企業に提供します。また施設の利用企業とともに、障がいのある就業者がさらに活躍できる環境整備に向けて、新たなアイデアや取り組みを創出しています。

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保育所付ワーキングスペース
「コトフィス~こどもとはたらくオフィス~」

新国際ビル内コトフィス

待機児童問題による育休延長や離職による人財不足・損失を防ぐため、企業にとって社員の子育て支援は喫緊の課題となっています。また、多くの企業が働き方改革に取り組む中、在宅勤務の導入、多様な施設・インフラを活用した柔軟な働き方を今後さらに認めていく必要があります。こうした社会情勢を受けて、三菱地所プロパティマネジメント(株)では、丸の内エリアのテナント企業および就業者に対する質の高い多角的なサービスを提供していくため、2018年4月、三菱地所グループとして初の試みとなる保育所付ワーキングスペース「コトフィス~こどもとはたらくオフィス~」を新国際ビルに開業しました。このほか、山王パークタワー入居者向け保育施設として、コトフィス山王パークタワーを開業しました。コトフィスは、三菱地所プロパティマネジメントが管理・運営する物件のテナント企業で働く方々の保育ニーズに耳を傾け、認可保育所並みの安心安全な設備を整えています。また、企業の事業所内保育施設などの運営で実績のある(株)ママスクエアとの協業によって安心安全な保育サービスを提供します。

山王パークタワー内コトフィス

これらの施設では、お子さま連れでの通勤の負担を軽くする「洗濯サービス」「おむつサービス」「保育アプリ」などのオリジナルサービスを追加料金なしで提供しています。また、三菱一号館美術館と連携した丸の内エリアの特色を活かした知育プログラム、都心ながら緑豊かな丸の内エリアの自然に触れるネイチャープログラム、英語プログラムなど、独自の教育プログラムによりさらなる付加価値を提供します。今後は丸の内エリアにとどまらず、三菱地所グループが保有・管理する全国各地のビルにも同様のサービス・プログラムを展開していきます。

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株式会社ディ・エフ・エフ

「御殿場プレミアム・アウトレット」の事業所内保育園

Webサイト制作では、ユニバーサルデザインのソリューションを提供する(株)ミライロの協力を受け、バリアフリー情報を必要としている方が快適に利用できるWebサイトを目指しました。公開中のWebサイトは「遊ぶ・食べる・優先トイレ・バリアフリー情報・アクセス」のタブで構築され、それぞれの情報をわかりやすく確認できます。

サンシャインシティ バリアフリー情報サイト新しいウィンドウが開きます

株式会社ディ・エフ・エフ