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Mitsubishi Estate Group 2030 Goals for SDGs 三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030

協働・連携によるイノベーション創出

★「大丸有SDGs ACT5」の展開

 
重要テーマ3:Innovation

協働・連携によるイノベーション創出

「大丸有SDGs ACT5」の展開

大丸有SDGs ACT5

三菱地所(株)は、農林中央金庫、(株)日本経済新聞社、(株)日経BP等で構成する大丸有SDGs ACT5実行委員会として、就業者約28万人、約4,300事業者が集う大手町・丸の内・有楽町エリア(大丸有エリア)を起点に、SDGs活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」を2020年度より始動しました。SDGsに関連する5つの注力テーマ(ACT)として「サステナブルフード」「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」を設定。社会課題解決に対して行動を起こしたい個人のコミュニティを創出し、ソーシャルイノベーションを起こすきっかけを創ることがプロジェクトの目的です。企業間連携によるSDGs活動の相乗効果を検証し、SDGsモデル都市の構築を目指します。

また、個人の行動変容促進、参加者の属性・傾向分析を目的として「ACT5 メンバーポイントアプリ」を展開しています。大丸有エリア内の多数の店舗にもご協力いただき、マイタンブラーの利用、衣類回収へポイントを付与するなど、エリアのいたるところでSDGsアクションに参加する場を創出しています。貯まったポイントは、サステナビリティに配慮した商品との交換、SDGs貢献団体等への寄付などに利用することで、次なるアクションへとつながっていく好循環の仕組みの実現を目指します。

2022年度実績

  • アクション数: 5つのACTに紐づく63のアクションを展開
    アクション事例
    ACT1サステナブルフード: 「SUSTABLE(サステーブル)2022~未来を変えるひとくち~
    ACT2環境: 衣類回収企画「Re;POST」
    ACT3WELL-BEING: 歩いて健康増進を図りながら、寄付促進も実現「チャリティーウォーキング」
    ACT4ダイバーシティ&インクルージョン: 【E&J】人事・D&I推進担当者のためのD&I研究コミュニティ
    ACT5コミュニケーション: SDGsに通じるテーマの映画作品を集めた「大丸有SDGs映画祭2022」
  • 協力企業・団体数: 84社とのパートナーシップが実現
  • 参加者: 延べ16,168人(3ヵ年累計約35,000人)の方々が様々な角度から社会課題について、学び・考え、アクションに繋げる時間を創出しました。

その他詳細はアクションレポート2022をご覧ください。

アクションレポート2022PDF

最新情報は以下の専用サイトをご覧ください。

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多様な社会課題解決に向けた産学連携を強化

三菱地所は、複層的な社会課題の解決に向けて産学連携を強化しています。東京大学と10年間にわたる産学協創協定を締結(2022年10月)し、「三菱地所東大ラボ」を開始。東京大学の主要拠点である本郷から、三菱地所がまちづくりを推進する大手町・丸の内・有楽町までのエリアを「本丸エリア」とし、同エリアの企業との共同研究や実証実験、スタートアップとの協業を進めます。東京藝術大学とは、包括連携協定を締結(2022年12月)。アートが有する力で大丸有エリアの企業・個人のクリエイティビティを高め、ビジネスアイディアの発見と新産業の創出を促進していきます。また、一橋大学とデータ駆動型社会における空間の価値創造に関する共同研究契約を締結(2023年3月)。2023年度開設のソーシャル・データサイエンス学部・研究科と連携を深め、オープンイノベーションを通した社会課題の解決に寄与していきます。

多様な社会課題解決に向けた産学連携を強化

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丸の内エリアでイノベーションを生み出すコミュニティ形成を支援

EGG

EGG

三菱地所は、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)でのオープンイノベーション都創出 に向け、取り組みを強化しています。三菱地所が運営するThe M Cubeは、スタートアップ を中心とするオープンイノベーションコミュニティです。新丸ビル内のイノベーション施設「EGG」 を拠点に、イベント等を通じて企業同士の交流の場を提供し、事業開発を支援しています。 また、The M Cubeは一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会が運営するTMIP(Tokyo Marunouchi Innovation Platform)とともに、大企業とスタートアップの協業機会を生 み出すコミュニティ「MiiTS(ミーツ)」を始動。蓄積してきたネットワークやアセットを活用しながら、新技術のノウハウを結集し、新たなイノベーション創出を目指します。

The M Cube、TMIP、MiiTS(ミーツ)についてはこちらをご覧ください。

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株式会社ディ・エフ・エフ

★スタートアップ企業やベンチャーキャピタル等への 出資による新規ビジネスの創出

スタートアップ企業やベンチャーキャピタル等への
出資による新規ビジネスの創出

三菱地所(株)は、2020年代のさらなる成長に向けたビジネスモデル革新の推進のため、既存事業を進化させるとともに、新規成長領域への進出を図るべく、さまざまな取り組みを進めています。
その一環として、新事業創造部を中心に、新事業案件の発掘や既存事業とのシナジー創出を目指し、「農業」「再生可能エネルギー」「インフラ/PPP/PFI」「不動産関連サービス」「コンテンツ/エンタメ/スポーツ」「観光/インバウンド/地方創生」「ヘルスケア/食」といった7つの注力分野を対象に、国内外のスタートアップ企業やベンチャーキャピタルなどに積極的に出資しています。
また、ベンチャー企業各社から提案を募り、当社の経営資産とかけ合わせることで新たなビジネスモデルの創出を目指す「三菱地所アクセラレータープログラム」や社員による新事業提案制度「MEIC(Mitsubishi Estate Innovation Challenge)」などを実施しています。
今後も、幅広い領域での新事業を検討し、将来の成長分野の開拓を続けると同時に、ビジネスモデル革新の推進と新たな価値の創出を図っていきます。

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中長期的な社会インパクト創出に挑むスタートアップへ投資
「BRICKS FUND TOKYO」

BRICKS FUND TOKYO
BRICKS FUND TOKYO

三菱地所(株)は、2022年より、社会課題の解決や産業構造の転換など中長期的な社会インパクトの創出に挑むスタートアップへ投資する「BRICKS FUND TOKYO by Mitsubishi Estate」を開始しました。 本ファンドは、「起業家のビジョンを社会に実装し 次の時代の礎を築く」をミッションに、3つの投資テーマ・12の注目領域を設定しています。出資先に対しては、当社グループの経営基盤を活かした営業支援、大丸有エリア等における実証実験の実施、事業共創・協業の推進といった社会実装支援を通じ、中長期的な企業価値向上に貢献、成長産業の共創を目指します。当社はこれまでも、アクセラレータープログラムの実施などスタートアップとの共創に積極的に取り組んできました。本ファンドの設立により、今後は既存事業の枠にとらわれないイノベーションの創出とビジネスモデル革新を一層加速させるとともに、日本のスタートアップ・エコシステムの発展に貢献していきます。

2023年7月時点:出資先9社

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