このページの本文へ

Sustainability Activities (ESG) ESG報告/ESGデータ

社会貢献活動・コミュニティ支援

★方針・考え方

 
社会(S)

社会貢献活動・コミュニティ支援

方針・考え方

三菱地所グループでは、「三菱地所グループ基本使命」において、“まちづくりを通じた真に価値ある社会の実現”を定めており、基本使命の実現にあたり実行すべき内容として「三菱地所グループ行動憲章」を定め、行動憲章に定める“私たちのありたい姿、周囲から求められる姿、これらを生み出すための姿”を実現するための具体的な行動の基準を示すガイドラインとして「三菱地所グループ行動指針」を定めています。行動指針においてはサステナビリティの実現を定め、健全な事業活動を通じて長期的な価値を生み出すことにより、企業価値の持続的な向上と社会の持続的な発展、地球環境の保全に努めています。

併せて、1994年に制定した社会貢献活動理念を、社会的課題の変化や当社グループ全体としての取り組みの必要性などの観点から見直し、2008年4月に「三菱地所グループ社会貢献活動基本方針」を策定しました。活動の実践にあたっては、各グループ会社において事業を行ううえでも、基本方針に沿って実施しています。

また、事業を行ううえでも「三菱地所グループ社会貢献活動基本方針」で掲げる重点分野「地域社会との共生」「文化・芸術支援」「環境保全」「社会福祉」の観点を意識し、かつNGOとの協働や各種団体への加盟を行い、コミュニティへの社会貢献や金銭的援助(コミュニティ投資)なども実施しています。

三菱地所グループ社会貢献活動基本方針

  • 1.社会的課題の解決と自らの成長:良き企業市民として社会的課題の解決を目指し、活動を通して自らも成長をはかります。
  • 2.三菱地所グループらしい活動の展開:事業領域の内外において、経営資源を生かした、三菱地所グループらしい特色ある社会貢献活動を展開します。
  • 3.社会との連携:対等、信頼、対話を基本として、さまざまな団体と連携して、透明でフェアな活動に努めます。
  • 4.重点分野:「地域社会との共生」「文化・芸術支援」「環境保全」「社会福祉」を重点分野として取り組みます。

目次へ戻る

株式会社ディ・エフ・エフ

★目標と実績

目標と実績

三菱地所グループは、事業活動を通じた社会課題解決への取り組みを加速させ、次世代に必要とされる企業であり続けるため、長期経営計画2030において「三菱地所グループと社会の持続可能性 4つの重要テーマ」を策定。「次世代に誇るまちのハードとソフトの追求」「環境負荷低減に尽力し続ける」「人を想い、人に寄り添い、人を守る」「新たな価値の創造と循環」で掲げる方針や目標の達成を目指しています。

当社グループの社会貢献活動においても、これらの重要テーマを踏まえ取り組みを進めていきます。「三菱地所グループ社会貢献活動基本方針」で掲げる4つの重点分野「地域社会との共生」「文化・芸術支援」「環境保全」「社会福祉」において、自主的な活動のほか、NGO、NPOや官民等さまざまなステークホルダーとの連携、協働によるエリアの価値向上や経済効果の創出に取り組むほか、各種団体への加盟や協賛を通じた社会課題解決にも貢献していきます。

株式会社ディ・エフ・エフ

★社員のボランティア支援制度

社員のボランティア支援制度

三菱地所グループでは、グループ会社を含む社員を対象としたボランティア支援制度の整備など、ボランティア活動に取り組みやすい環境づくりに努めています。

主な制度の概要

制度 概要
ボランティア休暇 ボランティアを行う場合、積立休暇(特別有給休暇)を利用可
ソーシャル・ラーニング 就業時間内のボランティア活動可
ボランティア保険付保 ボランティア活動中の事故を補償する保険を会社が付保(家族も対象)
活動費補助 ボランティア参加費、交通費の一部を会社が補助(家族も対象)
被災地ボランティア交通費補助制度 「災害救助法」が適用される災害に係るボランティア活動を行う際の交通費の一部を会社が補助(家族も対象)
 

横にスクロールできます

  • 当社グループ会社社員も対象とした制度

利用実績については以下をご覧ください。

ESGデータ>S:社会データ>(2)その他数値データ>②ダイバーシティ関連データ>各種制度利用者

目次へ戻る

株式会社ディ・エフ・エフ

★来街者・テナント就労者の健康・ウェルビーイングに関する取り組み>食を通した“幸せの価値基準”構築の機会提供「EAT&LEAD」

来街者・テナント就労者の健康・ウェルビーイングに関する取り組み

食と農を通じた地域と都市の豊かな関係づくりを目指す
「めぐるめくプロジェクト」

三菱地所(株)は、2026年1月竣工予定の「大手町ゲートビルディング((仮称)内神田一丁目計画)」において、食や農に関するビジネス・産業支援施設を整備します。その開設に先立ち、三菱地所は、(株)ロフトワーク、(株)シグマクシス、70seeds(株)とともに、これからの食産業や農業・水産・畜産業を担う地域の生産者や加工者などのチャレンジをサポートする「めぐるめくプロジェクト」を始動しています。
プロジェクトを推進する最初の自治体として、2022年9月には宮崎県宮崎市と連携協定を締結しました。食と農に関する企業の成長支援や人材育成、地域と都市の連携などを目指し、協働を深めていきます。
全国の食農共創拠点や自治体とのネットワークを広げ、地域を育む生産者と都市で暮らす生活者との交流を促し、豊かな食や社会の構築に寄与していきます。

めぐるめくプロジェクト新しいウィンドウが開きます

食を通した“幸せの価値基準”構築の機会提供「EAT&LEAD」

EAT LEAD - たべる、つながる、生きる、ちから

三菱地所(株)は、2008年に「食育丸の内」をスタートし、「丸の内シェフズクラブ」※1や「Will Conscious Marunouchi」※2の発足、計200回以上のイベント開催といった「食」に関する活動を通じて、生産者、消費者、レストランが共に手を携え、人々が一層、心身共に健康になれる社会づくりを目指し活動してきました。

当社は、今後もより一層「食」を通じて、ひとりひとりが本来的な幸せと成長に向き合える場作りを“リード”し“伴走”をしていきたいという想いから、プロジェクト名称を「EAT&LEAD(イート アンド リード)」とし、2021年より再始動しています。

「EAT&LEAD」では、3つのACTION「食の感受性を高める」「食の消費について考える力を高める」「応援と成長のサイクルの循環への意識を高める」を基軸に、食と向き合うさまざまなワークショップやプログラムを通じて、一人ひとりが自身の幸せの尺度を見つめ、自己充実を図るきっかけづくりを行い、より豊かな明日を共に創造していくことを目指します。その活動拠点を東京駅日本橋口前に位置するTOKYO TORCH 常盤橋タワー3階のキッチン付きホールスペース「MY Shokudo Hall & Kitchen」とし、食従事者や地域、消費者の間につながりを生みながら、時代に応じて変化する価値観や未開拓な社会課題を捉え、プロジェクトを推進しています。

  • 丸の内シェフズクラブ:服部 幸應氏を会長に、丸の内エリアに店舗を構えるオーナーシェフたちを中心に、食にまつわる提案・発信をしていくべく、2009年2月に発足。
  • Will Conscious Marunouchi:働く世代の女性にむけて、より充実した明日への選択肢を共に学び、サポートすることを目指したプロジェクト。「まるのうち保健室」調査から得られた情報や声を生かし、街づくりを通じて、さまざまな企業と協創し、女性が健康的に美しく長く働ける社会のためのモデルケースづくりを目指す。

EAT&LEAD新しいウィンドウが開きます

株式会社ディ・エフ・エフ

★働く女性のための「まるのうち保健室」

働く女性のための「まるのうち保健室」

Will Conscious Marunouchi
まるのうち保健室

三菱地所(株)は、働く女性の未来の姿に寄り添うプロジェクト「Will Conscious Marunouchi」 の一環として「まるのうち保健室」を推進しています。丸の内で働く女性の声から生まれた「まるのうち保健室」は、女性特有の心身に影響を与えるPMS、妊娠・出産、更年期など女性自身はもちろん、職場での理解を広める為のヘルスリテラシーの向上や、健康サポートを行う活動です。

この活動を通して働く女性たちが変化するライフステージにおいて選択肢を広げることが出来るよう、女性が働きやすい環境の実現や文化醸成づくりに向け、当社だけでなく、賛同いただく企業と共に取り組むことで、ウェルビーイングな街づくりを推進しています。

まるのうち保健室新しいウィンドウが開きます

多様な人々のウェルビーイングを推進する新規事業

三菱地所(株)の社内ベンチャー制度から生まれたWELL ROOM(株)は、日本の企業で働く外国人の生活をサポートするヘルスケアサービス「WELL ROOM」を運営しています。多言語対応の医療機関が少ないなど、健康や医療に関するサポートが十分とはいえない状況を踏まえて、従業員の健康維持・管理をサポートしたい法人に向けたサービスです。多言語や異文化に対応した健康診断実施医療機関の紹介やメンタルヘルス相談・産業医相談サービスを提供することで、日本で働く外国人の方にも安心してヘルスケアのサービスを享受できる環境づくりの実現を目指しています。
また三菱地所は、2024年7月より産後ケア宿泊サービス「YUARITO(ユアリト)」を始動しています。「ロイヤルパークホテル」(東京都中央区)の客室にて、24時間体制で助産師・看護師・保育士の有資格者のサポートによる、安心して休める時間・空間、信頼できる情報とサービスを提供し、睡眠不足や育児不安に悩む母親・家族に寄り添い、産後の生活環境構築を支援します。

  • 「WELL ROOM」、「YUARITO」ともに、社員の新事業提案制度からスタートした取り組みです。

WELL ROOM新しいウィンドウが開きます

YUARITO新しいウィンドウが開きます

目次へ戻る

株式会社ディ・エフ・エフ

コミュニティ形成>「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会」を軸とした エリアマネジメント

コミュニティ形成

「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会」を軸とした
エリアマネジメント

(一社)大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有まちづくり協議会)は、東京駅周辺に位置する、大手町・丸の内・有楽町地区(大丸有地区)の地権者等で組織されています。三菱地所(株)は当会の代表会社を務めています。

1988年7月に前身組織が設立されて以来、30年間にわたって地元地権者や行政対話の中心となり、都市空間の適切かつ効率的な開発と利活用によるまちづくりを目的に、都市空間インフラ整備、サステナブルで災害に強い安全・安心なまちづくりを推進してきました。施設や空間づくりといったハード面にとどまらず、大丸有地区で行われる企業交流イベントや街のにぎわいづくり、エリア内のコミュニティバスの運行支援等ソフト面からのエリアの価値向上のため、2002年にNPO法人大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)を設立しました。リガーレでは、丸の内仲通りの道路空間を活用した「アーバンテラス」の管理やイベント調整の他、国際会議等のMICE誘致を目的とした「DMO東京丸の内」等活動の幅を広げています。

また、サステナブルな社会の実現に向けてビジネス創発に取り組む(一社)大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)は、会社でも自宅でもないサードプレイスとして「3×3Lab Future」を運営し、環境・エネルギーをはじめ、地方創生、女性活躍、生物多様性など、さまざまな社会課題をテーマにセミナー、ワークショップを開催しています。そこでは民間企業に加え、行政や大学機関など、業種業態の垣根を越えた多様な人材の交流を生み出すことで、イノベーションの循環を創出しています。

アーバンテラス

大丸有地区の賑わいの軸として存在感を増す丸の内仲通り(左:1967年頃/右:2018年頃)

大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会新しいウィンドウが開きます

リガーレ新しいウィンドウが開きます

エコッツェリア協会新しいウィンドウが開きます

株式会社ディ・エフ・エフ

「TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)」の 社会と繋がる・次世代に繋げる取組み

「TOKYO TORCH」街区の次世代に繋げる取組み

「アナザージャパン 第1期セトラーの学生18名」

「アナザージャパン 第1期セトラーの学生18名」

三菱地所(株)が、東京駅日本橋口で開発を進めている「TOKYO TORCH」街区では、創業300年を誇る伝統工芸の老舗、(株)中川政七商店(奈良県)との共同プロジェクト「アナザー・ジャパン」を2022年夏に開業。47都道府県を6ブロックに分けた特集地域出身の学生を経営者として採用し、仕入れから接客販売までを一気通貫で行う地域産品専門店です。この経験を通して地域、経営を学び、将来、自分の働く場所として、地元を選択肢の一つにすることで、本当の地方活性化が始まり、日本を元気にする循環の始まりの場所となることを目指しています。

TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)新しいウィンドウが開きます

アナザー・ジャパン新しいウィンドウが開きます

株式会社ディ・エフ・エフ

★「空と土プロジェクト」

「空と土プロジェクト」

空と土プロジェクト

三菱地所グループは、都市と地域がリソースを提供し合って「お互いに元気になる社会」を目指し、2008年より山梨県北杜市のNPO法人「えがおつなげて」と連携して、「空と土プロジェクト」に取り組んでいます。本プロジェクトでは、自治体と連携して山梨県産木材の活用推進を図っている他、耕作放棄地を社員の力で開墾・復田し、農薬や化学肥料を使わない農法による酒米の生産を行っています。
2010年からは地域の酒蔵や老舗菓子店と提携して、純米酒「丸の内」や酒粕をつかったカステラ等、力を合わせて収穫した酒米を、多様な形に加工して新たな産品をつくる展開を行なっています。これらの活動や製品は、当社のサステナビリティブランドのシンボルとなっており、様々な場面に活用されています。
2017年度には、プロジェクト設立10年を記念して、収穫された酒米のうち純米酒の原料として基準を満たさないものを有効活用した「純米焼酎『大手町』」を開発しました。この焼酎は、東京農業大学醸造科学科協力のもと、北杜市の市花である「向日葵」から取得した花酵母を使用しています。

毎年の酒米づくりにおいてはグループ社員を対象として田植えや稲刈り等の体験ツアーを実施しており、環境意識の醸成や生物多様性問題への理解を深めるなど、SDGsの学びの場として進化しながら現在に至っています。

山梨県北杜市増富地区空土ファーム

山梨県北杜市増富地区空土ファーム

萬屋醸造店醸造 純米酒「丸の内」

萬屋醸造店醸造 純米酒「丸の内」

武の井酒造醸造 純米焼酎「大手町」

武の井酒造醸造 純米焼酎「大手町」

株式会社ディ・エフ・エフ

公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会(JPSA) オフィシャルパートナー

公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会(JPSA)
オフィシャルパートナー

JPSA - JAPANESE PARA-SPORTS ASSOCIATION

三菱地所(株)は、2019年4月、(公財)日本障がい者スポーツ協会(Japanese Para-Sports Association、通称「JPSA」)のオフィシャルパートナーになりました。JPSAは、1964年に開催されたパラリンピック東京大会を契機に、日本の身体障がい者スポーツの普及・振興を図る目的で設立された統括組織です。当社グループは、JPSAの「活力ある共生社会の創造」という理念に賛同し、JPSAとともに障がい者スポーツの普及活動に、積極的に取り組んでいきます。また、当社グループ社員も、パラスポーツ大会ボランティアとして運営のサポートに参加する他、観戦を通じて大会を盛り上げていきます。

株式会社ディ・エフ・エフ

貧困層家庭への住居提供

貧困層家庭への住居提供

最貧困層家族への住居提供

TA Realtyは、ボストン市内で増え続けるホームレスの問題解決を目指すNPOのHeading Homeと2021年に提携しました。Heading Homeは、非常に低所得の個人や家族に対して様々な目的で住居を提供するボストン市内最大の事業者の一つで、一時的な避難所を提供するだけでなく、サポート対象者がホームレスになっている原因を理解の上で、ホームレス状態から抜け出すために必要なサポート(ファイナンシャルコーチング、履歴書作成、育児支援等)を行っています。

2021年に行ったボランティアであるHeading Homeの「Up & Out」は、避難所にいた母親と2人の娘が自らの住宅に移ることを支援するもので、TA Realtyのボランティアは家具、装飾品、おもちゃ、掃除道具、食料品といった新居に必要なもの一式を購入し、丸1日かけてアパートの1室の掃除や飾り付けを行いました。本活動によって、経済的負担を軽減するだけでなく、自宅であることを実感できるような環境を整えた上で彼女たちに部屋を引き渡すことができ、彼女たちのホームレス生活を終わらせることができました。

TA Realtyは今後も、Heading Homeとのパートナーシップを深め、私たちが働き、暮らしている街が、より住みやすくなるようにボランティア活動を続けていきます。

目次へ戻る

株式会社ディ・エフ・エフ, 三菱地所株式会社

★文化・芸術支援>「三菱一号館美術館」の運営

文化・芸術支援

「三菱一号館美術館」の運営

三菱一号館美術館

三菱地所(株)は、東京・丸の内で、19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする展覧会を年3回開催している「三菱一号館美術館」を運営しています。重厚な赤煉瓦の建物は、1894(明治27)年、三菱が丸の内で初めてのオフィスビルとして建設した「三菱一号館」を2009年に復元したもの。翌年春に開館。日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計によるもので、階段部の手すりの石材など、建設当時に用いられていた部材を一部再利用しています。

三菱一号館美術館外観

Café 1894となった旧銀行営業室

旧銀行営業室(復元)

幅広い人々に開かれた美術館を目指す「MUSEUM for All」プロジェクト

三菱一号館美術館では、2017年から人権週間に合わせ、障がいの有無にかかわらず、お互いに譲り合い、思いやりの心を持って美術作品が与える感動を共有できる環境づくりを目的とした「思いやりウィーク」を実施してきました。2021年12月からは新たに「MUSEUM for All」プロジェクトを立ち上げ、さまざまな方々に美術館を身近に感じていただくことを目的に、本プロジェクトを段階的に行います。

【ご注意】
当館は設備入替および建物メンテナンスにより休館中で、2024年11月23日再開館予定です。今後の「MUSEUM for All」プロジェクトの取り組みにつきましては、確定次第改めてお知らせします。

2022年度「MUSEUM for All」活動報告新しいウィンドウが開きます

三菱一号館美術館新しいウィンドウが開きます

株式会社ディ・エフ・エフ

★若手アーティストの才能を支援、アート・人・まちを繋ぐ取り組み

若手アーティストの才能を支援、アート・人・まちを繋ぐ取り組み

三菱地所(株)は、2007年から若手アーティストの才能を発掘・育成、支援していくこと、アートを通じて街の活性化に寄与することを趣旨として、「アートアワードトーキョー 丸の内」を開催しています。日本の主要な美術大学・芸術大学・大学院の卒業・修了制作展から厳選した作品を丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)で展示し、今後の活躍が期待される優秀な作家にアワードを授与するものです。本企画で展示したことをきっかけにチャンスを得て、個展の開催やグループ展への参加など各方面で活躍しているアーティストも誕生し、若手アーティストの登竜門として着実に成果をあげています。
また、三菱地所は東京藝術大学と「藝大アーツイン丸の内」を2007年から毎年開催。次代を担う新鋭のアーティストを支援するとともに、丸の内エリアを訪れた方々に芸術を楽しんでいただくことを目的として体感型の様々なアートイベントを通じて、連携を深めてきました。2022年12月には、両者による包括連携協定を締結し、アートが有する力を介することで企業・個人のクリエイティビティを高め、ビジネスアイディアの発見と新しい産業の創出を促進し、国内外における社会課題の解決に寄与するという理念を共有し、産学連携の取り組みをより一層強化していきます。
三菱地所は、新しい才能の発掘と活躍の場の創出を目的とするアーティストへの支援活動を継続するととともに、アート・人・まちを繋ぎ、多くの方にアートを楽しんでいただく機会の創出により、まちの更なる活性化を進めていきます。

アートアワードトーキョー丸の内新しいウィンドウが開きます

東京藝術大学と三菱地所、包括連携協定を締結PDF

交響楽団の支援

三菱地所(株)では、文化・芸術支援の一つとして、1991年より特別支援企業として(公財)NHK交響楽団、1998年より特別会員として(公財)日本フィルハーモニー交響楽団、2007年より後援会員として(公財)東京フィルハーモニー交響楽団を支援しています。

目次へ戻る

株式会社ディ・エフ・エフ

★社会福祉>まちづくりにおける基本方針・考え方

社会福祉

まちづくりにおける基本方針・考え方

三菱地所グループでは、三菱グループの経営理念である「三菱三綱領」に基づき、「住み・働き・憩う方々に満足いただける、地球環境にも配慮した魅力あふれるまちづくりを通じて、真に価値ある社会の実現に貢献します。」を基本使命として掲げています。

この基本使命のさらなる実現のため、さまざまな方々(国籍、人種、肌の色、言語、宗教、性別、ジェンダー、性的指向、性自認、年齢、政治的・その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、障がい、出生、階級にかかわらず)が、安心・安全に住み、働き、憩うことができるよう、防災やバリアフリー、さらには感染症拡大防止など社会課題を考慮し、都市開発プロジェクト含むまちづくりの開発・運営において、持続可能性を重視しています。

また、多くの方に利用していただけるよう、公共交通機関へのアクセス利便性を考慮した開発立地選定・投資を行い、また利用する方一人ひとりが快適に過ごせるような企画・設計上の配慮を行い、開発・改修などを進めています。

株式会社ディ・エフ・エフ

★「キラキラっとアートコンクール」を通じた障がいのある子どもたちの支援

「キラキラっとアートコンクール」を通じた障がいのある子どもたちの支援

優秀賞作品展(東京会場:丸ビル)

優秀賞作品展(東京会場:丸ビル)

三菱地所(株)では、障がいのある子どもたちの可能性を応援したいとの想いから、絵画コンクール「キラキラっとアートコンクール」を2002年より毎年開催しています。
全応募作品の中から、審査を経て選出する優秀賞作品は、札幌から福岡の支店拠点地域で展示されるとともに、優秀賞を含む全応募作品が専用Webサイトで公開されます。
本コンクールの特徴として、これまでの応募作品は、企業の冊子やカレンダーなどに使用されているほか、本コンクールをきっかけに、社会福祉法人東京コロニーが運営するアートライブラリー「アートビリティ」に作家として登録され、活躍の場を広げている人もいます。本コンクールが、障がいのある子どもたちの優れた才能を評価・発掘される機会になるとともに、芸術活動の裾野が力強く広がることを願い実施していきます。

  • コンクール協力先である社会福祉法人東京コロニーが1986年4月に設立し、所得支援や社会参加を目的とした障がい者アートライブラリー。

キラキラっとアートコンクール新しいウィンドウが開きます

障がいのある子どもたちに生演奏を届ける
「三菱地所のShall We コンサート」

三菱地所(株)は、外出の機会が限られ生の音楽に触れる機会が少ない特別支援学校の生徒の皆さんを対象に「三菱地所のShall We コンサート(出張コンサート)」を2004年より開催しています。本コンサートはプロの音楽家と学校へ訪問し、音楽の楽しさと魅力に触れてもらうとともに、楽器や音楽について学ぶ機会の創出を目的としたものです。
コンサートのプログラムは、学校側と話し合って決めており、クラシックだけでなく“ジブリ”や、学校で習った曲、校歌を演奏することもあります。また、皆で合奏したり、楽器を間近で見られる機会を設けたり、演奏の合間に、曲目や楽器の説明も交えコンサートを進めています。
2022年度からは、大丸有エリア(大手町・丸の内・有楽町)を起点にSDGs達成に向けた活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」において、出張コンサートから派生した「丸の内Shall Weコンサート」を東京国際フォーラム協力のもと開催。
特別支援学校の生徒約100名を招待し、本格的な音楽ホールで、他校の生徒さんとも交流しながら、一緒に音楽を楽しんでいただく機会となっています。

株式会社ディ・エフ・エフ

途上国の子どもたちに給食を届ける「TABLE FOR TWO」

途上国の子どもたちに給食を届ける「TABLE FOR TWO」

TABLE FOR TWO

三菱地所(株)は、本社内の社員食堂(SPARKLE)において、2018 年より開発途上国の子どもたちを支援するプログラム「TABLE FOR TWO」を導入し、対象の飲料およびランチメニューの購入を通じて、三菱地所グループ社員とともに社会課題について考える機会としています。

「TABLE FOR TWO」は、(特非)TABLE FOR TWO Internationalにより運営されている、開発途上国と先進国双方の人々の健康を同時に改善することをミッションに掲げる活動です。健康に配慮された対象メニューを購入すると、1食あたり20円が寄付金となり、アフリカやアジアなど開発途上国の子どもたちの学校給食として贈られます。1食分の寄付金が子どもたちの学校給食1食分に相当します。

目次へ戻る

株式会社ディ・エフ・エフ