2024年、三菱地所グループは、当社を取り巻く自然環境と社会環境の変化、サステナビリティに関する企業への要請の一層の複雑化の中、サステナビリティ重要テーマとマテリアリティを改定し、新たなスタートを切りました。
当社グループは長期経営計画2030において、「社会価値向上戦略」と「株主価値向上戦略」を両輪に据えた経営を掲げています。当社の事業特性に立ち返れば、50年、100年後の次世代に向けた責任ある事業推進こそが当社が未来に向けて持続的に発展し、ステークホルダーへの価値還元を実現し続ける手段であるとの信念から、2つの戦略をつなぐ橋渡しとして、次世代への社会インフラ提供継続のための3つの責任を定めました。
同時に、これまで当社から社会への価値提供の軸としての機能を担っていたサステナビリティ重要テーマの位置づけを、「当社グループと社会、双方の持続可能性確立のためのアクション」として再定義しました。当社はグループ全体の事業活動を通じた社会課題解決への取り組みを加速させ、次世代に必要とされる企業として、当社事業活動の持続可能性の確立と、三菱地所グループ基本使命で掲げる真に価値ある社会の実現を目指します。