丸の内周辺に棲む生きものたち6
6/43

マツバラン:シダ植物の一種で、木の上や岩の上などに生える、珍しい着生植物です。環境省RL:準絶滅危惧(NT)コミカンソウ:街中では外来のブラジルコミカンソウの方がよく見かけますが、園内で群生している姿が見られました。カワヂシャ:毎年、日比谷公園の一角で見られますが、全国的には減少傾向にあります。環境省RL:準絶滅危惧(NT)ミゾカクシ:日比谷公園の心字池沿いなどで見られる、湿り気のある場所を好む多年草です。カントウヨメナ:東京都23区内では比較的数の少ない植物です。心字池周辺で見られました。ホソワラジムシ:落ち葉などを食べるワラジムシの仲間で、日比谷公園内で見られました。コアシダカグモ:昼は樹名板の裏などに隠れ、夜になると活動し、ゴキブリなどの昆虫を捕食します。東京都(区部)RL:絶滅危惧Ⅱ類(VU)ネコハエトリ:手すりなどの人工物や岩場などで見られます。巣は張らず移動しながら小さい昆虫を見つけ、捕えます。オオアオイトトンボ:木々に囲まれた水辺環境を好みます。心字池周辺で見ることができます。ムスジイトトンボ:水草の生える水辺を好むトンボで、数は多くありませんが、日比谷公園内で見られます。アオモンイトトンボ:開けた水辺を好むトンボで、日比谷公園内の水辺で比較的よく見られる種類です。ハラビロカマキリ:木の上を好むカマキリの仲間です。草地の少ない都市部ではハラビロカマキリがよく見られます。日比谷エリアで観察された生きものたち15

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る