丸の内周辺に棲む生きものたち6
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モンシロチョウ:神田エリアでは食草のアブラナ科の植物が少ないため、あまり見ることができません。ウラナミシジミ:関東では夏から秋にかけてよく見られます。マメ科の植物に産卵をします。ヤマトシジミ:都市部でもよく見られるチョウの仲間です。ビルの花壇などで蜜を吸う姿が見られます。アカボシゴマダラの幼虫:エノキの木の幼木でよく見られます。関東にいるものは特定外来生物に指定されています。ホソヒラタアブ:全エリアでよく見られる昆虫です。撮影時はハタケニラの花粉を食べていました。シロテンハナムグリ:樹液や花の蜜を好む甲虫の仲間です。三井住友海上駿河台ビルの屋上庭園で見られました。ナミテントウの幼虫:成虫、幼虫ともに植物につくアブラムシの仲間を食べます。キイロテントウ:植物につく「うどん粉病菌」を食べるため、植物にとっては有益な昆虫です。ニホンヤモリ:夜行性のトカゲの仲間です。写真の個体は街路樹の樹名板の裏で冬越しをしていました。メジロ:三井住友海上駿河台ビルの屋上庭園で群れになって移動する姿が見られました。シジュウカラ:お茶の水仲通りで、地面に降りて昆虫類を捕える姿が見られました。ドブネズミ:街中の植え込みの中などに巣穴を掘り、人があまりいない時間帯に活動します。神田エリアで観察された生きものたち218

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