丸の内周辺に棲む生きものたち6
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ショカツサイ:中国原産の植物で、花にはホソヒラタアブが飛来していました。日本大学理工学部周辺で見られました。スズメノエンドウ:神田エリアでは生育する場所が限られているマメ科の植物です。マツバウンラン:アメリカ原産の植物です。花を利用する昆虫はほとんど見られません。ホタルブクロ:草地や林縁部などで見られる植物ですが、ビルの緑地で植えられていました。ハルジオン:北アメリカ原産ですが、花にはハチやチョウ、ハナアブ、甲虫の仲間などが飛来します。アイセイタカハハコグサ:在来種のハハコグサと帰化植物のセイタカハハコグサの雑種です。街中の植桝で見られました。チチコグサモドキ:北アメリカ原産の植物で、街中の植桝(うえます)など、比較的乾燥した場所でも生えています。オニタビラコ:街中の植え込みや街路樹の植桝などで見られます。花にはシジミチョウの仲間などが飛来します。クロガネモチ:花にはセイヨウミツバチなどが飛来します。冬には赤い実をつけ、野鳥が食べにやってきます。ナツアカネ:夏期の間、神田にある緑地の各所で見られました。小昆虫などを捕えて食べます。チャバネセセリ:太田姫神社の境内ヤマハギで見られました。ヤマハギだけでなく、様々な花に飛来します。ナミアゲハの幼虫:小川広場に生えるミカン科の木の葉を食べる姿が見られました。神田エリアで観察された生きものたち117

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