丸の内周辺に棲む生きものたち6
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淡路公園の生きものたちちょっとした緑地に巣を作るキジバト周囲をビルに囲まれている淡路公園で、藤棚の上にキジバトが巣を作っていました。都市のわずかな緑地の中でもキジバトはたくましく生きています。巣材となる枝をくわえて運ぶキジバト15生きものが利用する公園の木淡路公園内や、公園脇の歩道などに植えられる木の中には、様々な昆虫に利用される花をつけるものがあります。特に利用の多かった樹木を紹介します。生きものピックアップ神田エリア手を抜いた巣を作るのはなぜ?キジバトは、巣を下から見ると卵が見えるほどの雑な巣を作ることがあります。時には他のつがいや他種の鳥の古巣を使うこともあります。こうして巣を作る時間を極力減らすことで、繁殖のコストを減らしていると考えられます。サルスベリ夏に開花する。花にはアゲハチョウやミツバチの仲間が飛来するヒラドツツジ公園脇の道路沿いに植えられている。花にはハチやチョウに仲間が飛来するアベリア花にはチョウやミツバチ、ハナアブなど、様々な昆虫が訪れる

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