丸の内周辺に棲む生きものたち 5
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オランダミミナグサ:ヨーロッパ原産です。道路わきの植え込みの下など、乾燥した場所でも生育します。マツバウンラン:北アメリカ原産です。春から夏にかけ、主に行幸通り沿いの芝生で花を咲かせます。ヒナキキョウソウ:北アメリカ原産です。東京ビルTOKIAの横の道路わきでよく見かけます。オオアレチノギク:ブラジル原産で、名前の通り、乾燥した土でも生育する植物で、日比谷交差点周辺でも見られます。フキ:春先に花を咲かせます。雄花と雌花が別の株に咲きます。雄花にはハエなどの昆虫が良く飛来するとされます。ノボロギク:ヨーロッパ原産で、道路沿いなどで見られます。花に昆虫が訪れることは少ないです。ハタケニラ:北アメリカ原産です。近年、丸の内の街中でもよく見かけるようになりました。ハマヒサカキ:花からはガスのような独特な臭いを出しますが、この臭いでハエなどを誘引していると考えられます。ベニバナトチノキ:アカバナトチノキとセイヨウトチノキの交雑種。花にはキムネクマバチなどが飛来します。ソヨゴ:花にはハチなどが飛来します。東京ビルTOKIAのそばに植栽されています。ハナゾノツクバネウツギ(アベリア):丸の内に限らず、様々な場所で植栽される植物です。多くの昆虫が飛来します。ビル街周辺で観察された生きものたち28ツワブキ:丸の内のいたるところで植えられています。秋から冬に花を咲かせるため、越冬する昆虫の貴重な蜜源です。

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