丸の内周辺に棲む生きものたち 5
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ハルジオン:神田川などの川沿いや、街中の植桝などで生えています。花にはチョウやハチなどが飛来します。ヘクソカズラ:つる性植物で、他の植物に絡まっている姿が見られます。実はオナガなどの野鳥が食べます。ヤブガラシ:こちらもつる性の植物で、大手町川端緑道沿いで見られます。花にはチョウや甲虫の仲間などが飛来します。センリョウ:冬に実が熟します。実を求めてヒヨドリなどが飛来します。大手町パークビルディングなどで見られます。イヌエンジュ:夏場に花を咲かせます。花にはミツバチの仲間など多くの昆虫が見られました。ヤマボウシ:白い花弁に見えるのは総苞片(そうほうへん)と言われる部分で、中央の球状のものが花にあたります。クロガネモチ:大手町フィナンシャルシティの近くでは街路樹として植えられています。実は野鳥が好みます。エンジュ:マメ科の植物で、熟した実はヒヨドリが好んで食べます。気象庁前に街路樹として植えられています。トチノキの冬芽:冬芽は樹脂で覆われていて、ベタベタします。これにより昆虫などから芽を守っていると考えられます。サザンカ:撮影時、メジロが花の蜜を吸いに訪れていました。大手濠の歩道沿いに数多く植えられています。マルバシャリンバイ:花にはハナバチの仲間などの昆虫が飛来していました。大手町川端緑道沿いで見られます。大手町川端緑道・大手濠・その他で観察された生きものたち220トウネズミモチ:中国原産の樹木ですが、実を求めてヒヨドリやツグミなどの野鳥が飛来します。

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