丸の内周辺に棲む生きものたち 5
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シオカラトンボ:人工的な水辺でも生息できるため、都市部でもよく見られます。大手濠の石垣にとまっていました。クビキリギス:成虫のまま冬を越すキリギリスの仲間です。撮影時は首都高速道路を支える柱にとまっていました。コスズメの幼虫:ヤブガラシなどのブドウ科の植物やアカバナ科の植物などを食べる、スズメガ科のガの仲間です。ホソヒラタアブ:花の蜜や花粉を好むため、人には無害なハナアブの仲間です。街中の花壇などでよく見られます。カムルチー(ライギョ):東アジア原産の外来種です。大手濠で体長50cmほどの個体が泳いでいました。カワウ:大手濠などの水辺で潜水をし、魚をとらえて食べる姿が見られました。撮影時は日向で羽を乾かしていました。ハシビロガモ:冬の間見られる渡り鳥です。大手濠で水生植物を食べる姿が見られました。ホシハジロ:冬の間、大手濠などの水辺で見られました。貝類や水生植物など、様々な物を食べます。オカヨシガモ:大手濠のほか、桔梗濠でも見られました。植物の種子などを好んで食べます。コサギ:水辺を歩きながら、魚を取る姿が見られます。大手濠のほか、日比谷公園などでも見られます。スズメ:気象庁の前の、エンジュの木に巣を作り、ヒナに獲物を運んでいる姿が見られました。大手町川端緑道・大手濠・その他で観察された生きものたち119オオハキリバチ:竹筒の中などに松脂を使って巣を作ります。撮影時はイヌエンジュの花に飛来していました。

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