丸の内周辺に棲む生きものたち 5
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ナルコユリ:大手町の森の林床で見られます。大きな果実をつけますが、野鳥などが食べることはあまりないようです。キツネノマゴ:大手町の街中にも生える植物で、チョウやハチなどが蜜を求めて飛来します。セントウソウ:山野の林内などで見られる植物です。大手町の森を作る際、移植した土と共に導入されたと考えられます。イカリソウ:太平洋側の山地に生える植物で、ハチの仲間などが花に訪れることがあります。キチジョウソウ:半日陰のような環境を好みます。縁起物として、お庭に植えられることも多い植物です。ノシラン:街中や公園など、様々な場所で植えられる植物です。花に昆虫が飛来する姿はあまり見かけません。ヤマブキソウ:山野の林の中で見られる植物で、本来、大手町エリアでは自生していなかったと考えられます。センニンソウ:常緑のつる性低木です。大手町の森の中では、永代通りに面した林縁部で見ることができます。カラタチバナ:別名はヒャクリョウ。暗い林の下で数株生えていました。ヒヨドリなどの野鳥が実を食べます。オニシバリ:この樹皮で作った縄であれば、鬼を縛ってもちぎれない、とされるくらい丈夫なのでこの名がつきました。ヤブツバキ:花の蜜を求め、ヒヨドリやメジロなどの野鳥、越冬する昆虫類が飛来する姿が見られました。大手町の森周辺で観察された生きものたち217ムラサキケマン:比較的湿った場所を好みます。昆虫などが花に訪れる姿はあまり見かけません。

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