丸の内周辺に棲む生きものたち 5
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生きものピックアップ昆虫: 23種鳥類:  8種草本: 24種 木本: 24種大手町の森では様々な植物の実が見られます。動物にくっつくものや、風にのって飛ぶものなど、多様な形の実を見ることができます。  確認された種数大手町の森の 生きものたち様々な実をつける植物たち冬のオアシスヤブツバキ大手町の森の中には、生きものが好む様々な木が植えられていますが、冬越しする野鳥や昆虫がよく飛来するのはヤブツバキです。冬の間は食べものが少ないので、花の蜜が豊富に出るヤブツバキは、冬越しする生きものにとってオアシスのような木なのです。15大手町の森に隣接するレストランの前で数株見られます。ヤブツバキの花びらを食べるヒヨドリくちばしの周りには花粉がいっぱい。キンミズヒキの実はマジックテープのような鉤状のトゲがあり、動物の毛にくっつきます。センニンソウ。名前の通り、実にはヒゲのような毛の長い花柱がついています。この花柱が風を受け、種子を遠くに運びます。カラタチバナ。赤く目立つ実を付けることで、野鳥が実を見つけやすくなります。そして実を食べてもらい、実の中の種子を遠くへ運ばせています。

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