丸の内周辺に棲む生きものたち 5
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ヒドリガモ:お濠沿いで数多く見られるカモの仲間です。都内の水辺のある公園でもよく見られます。オカヨシガモ:主に植物質のものを食べるカモの仲間です。桔梗濠周辺で複数羽見られました。セグロカモメ:日比谷濠には毎年数多くのセグロカモメが飛来し、群れで水浴びなどをする姿などが見られます。ユリカモメ:秋ころから春先にかけて見られる渡り鳥です。お濠沿いの信号機の上などに群れでとまっています。ハイタカ:環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。スズメなどの小鳥をとらえて食べます。ヘビイチゴ:内堀通りの草地で群生していました。毒はないですが食用には適しません。チガヤ:日比谷濠沿いに群生していました。果実には絹毛が生えており、風に乗って種子が散布されますアキノエノコログサ:葉はバッタの仲間が、実はスズメなどの野鳥が食べます。お濠沿いでよく見られます。シャリンバイ:日比谷濠などのお濠沿いで数多く植栽されています。花にはミツバチの仲間などが飛来します。サザンカ:内堀通りに数株植えられていて、花を咲かせる冬場には、蜜を求めてメジロやヒヨドリなどが飛来します。サンシュユ:内堀通りに植えられていて、春先になると、葉が芽吹く前に花を咲かせます。お濠周辺で観察された生きものたち211メジロ:内堀通りに生えているサザンカの花蜜を求め、複数羽で飛来する姿が見られます。

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